撮影・編集のコツVol.2
中村陽子先生
ペットの愛らしさをもっと引き出す
撮影と編集のノウハウを伝授。

撮影・編集のコツ Vol.2 中村陽子先生

第2弾はペット写真の上達法。
あなたの愛しいペットをどうやったらもっとかわいく、
もっと元気に撮影できるか。
プロの写真家中村陽子先生にたずねました。

講師&ブック紹介

大阪市生まれ。カナダ トロント市在住中に犬と暮らし始めそのころからペットの撮影を始める。 (有)ドッグファーストとスタジオD1を設立。広告を中心としてペットや子供の撮影などを手掛ける。写真教室の講師(撮り方、カメラ使い方、ペット撮影、子供撮影、テーブルフォト講座など)、カメラ専門誌・愛犬雑誌でも活躍中。風景写真やテーブルフォトの要素をペットの撮影に取り込んだ作品が特徴。

撮影・編集のコツ

写真をセレクトする時のポイント

かわいいペットを見ていると、写真に撮っておきたくなりますよね。撮りためた写真がたくさんあるという飼い主さんも多いのではないでしょうか。そんな写真を使ってフォトブックを作るなら、「これは外せない」と思うお気に入りの写真を集めて一つのフォルダに入れるところから始めましょう。さまざまな表情を捉えたアップ、周囲を入れたロングショット、目や足だけのクローズアップなど、いろいろなパターンがあるといいですね。また、ペットを撮ったときの風景や花だけの写真も一緒に選んでおくと、構成に変化が付けられるので、おすすめです。 なお、中央に顔がある横位置の写真を見開きにレイアウトすると、ノド(本の綴じ目)に顔が挟まってしまいます。見開きで見せる写真は、ペットの顔がノドにかからないものにしましょう。目線の先に空間があるほうが窮屈な感じにならないので、顔の向きと空間の位置にも気を付けて選んでください。

対になる写真を探して季節ごとに並べる

フォトブックの構成として作りやすいのは、季節を追う方法。セレクトした写真を季節ごとに分け、対になるものを探して見開きに並べていきます。お気に入りの写真は大きく見開きで入れてもいいですね。左右に並べる写真は顔が向き合うようにレイアウトするのが基本。色味や明るさ、ラインの高さを揃えると安定します。風景や花だけの写真と組み合わせるのもステキですが、室内と屋外の写真は基本的には別にしましょう。 対になるものがない1枚写真は片ページを白いままにするか、写真にあったテキストを入れてもいいでしょう。相性の悪い写真を並べるのはNGです。夜の写真など、流れが大きく変わるときも、「夜になったね。」などの言葉を入れると違和感がありません。 ちなみに、フォトプレッソの編集画面で写真のトリミングや位置調整ができるので、私はオリジナルのサイズのまま写真をアップロードしています。

ペットの動きを追いかけやすい構え方で撮る

動きの速いペットを撮るときは、自分も動きやすい体勢でいないと追いかけられません。立って撮る場合は足を肩幅くらいに開くのが一般的ですが、これでは思うように動けないので気を付けましょう。足は横ではなく、前後に開きます。これで重心を乗せ替えるようにすれば、スムーズに動けます。そのまま腰を落として片足を伸ばせば、ローポジションでの撮影も可能です。アングルやポジションを変えると、不要な看板を画面から外したり、前ボケを入れてやわらかいイメージを作ったりしやすくなるので、ぜひ試してみてください。
また、カメラのグリップをギュッと握っていると腕の動きが制限されて身体が固まってしまい、ペットの動きに付いていけません。これは、拳を強く握ってみるとわかると思います。私は動きやすくするために、カメラにハンドストラップを付けています。ハンドストラップを使うとあまり力を入れなくてもカメラを落とす心配がないので、力が抜けて体が柔軟になるのでそれだけでもかなり自由に動けるようになります。

室内で撮るときは小物を使った演出も楽しい

室内で撮るときは、小物を使って演出するのも楽しいですね。小物選びのポイントは、ペットの毛色に合わせること。季節の飾り物や人用のインテリア小物と一緒に撮ってもいいし、壁にシールを貼るのもおすすめです。ピント位置は手前の目が基本ですが、前足がかわいければ、そこに合わせてもOK。一番見せたいところに合わせましょう。もちろん、目線も大事です。名前を呼んだり、音の出るおもちゃを使って目線を誘導してください。また、自然光を使うと自然な印象できれいに撮れるので、窓際の明るいところで撮るのがいいと思います。ただし、逆光になるので、顔が明るくなる程度までプラス補正を忘れずに。 なお、これは室内撮影に限りませんが、ペットを撮るときは笑顔で一緒に楽しむように心がけましょう。思いどおりにならないからと叱ってばかりいると、カメラを向けられるのが嫌いな子になってしまいますよ。

屋外で自然な姿を撮るコツと広い背景の扱い方

屋外では風景を広めに撮るのもいいですね。たとえば春なら、桜や菜の花のように淡い色の花を前ボケに使って広めに撮ると、ふんわりした印象の写真になります。これからの季節なら、落ち葉の絨毯がきれいです。しっとり濡れた落ち葉は色がきれいなので、雨上がりが狙い目。ペットが入っていなくても風景写真として成立するような構図で撮ってください。そのとき一緒に風景や花だけの写真も撮っておきましょう。そうやって季節を追ってアルバム作りをすることは、撮影に出かける大きなモチベーションになります。

フォトプレッソを通じて誰かとつながる楽しさ

フォトブックが完成しても、それで終わりではありません。かわいい“うちの子”をたくさんの人に見てもらえるのはうれしいし、誰かがいいなと思ってくれたら、もっとうれしいですよね。人の作ったフォトブックを参考にして写真を撮ったり、撮影場所の情報交換などステキなフォトブックにコメントを残したりすれば、さらに楽しさが広がります。 あなたもフォトプレッソでペットのフォトブックを作ってみませんか。スマートフォンで撮ったものでもいいし、ペットと巡る旅の記録とか、ペットの目線で撮った写真なんていうのも面白そうです。皆さんのペット写真で作ったフォトブックがたくさんアップされるのを楽しみにしています!

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